こんにちは、ファミリーキャンプ歴4年目の「のびキャン」です。
キャンプを始めたばかりの頃、2日目の朝ってとにかくバタバタしませんか?
チェックアウトの時間が迫ってくるなかで荷物が片付かず、子どもたちの支度にも追われて、頭の中は「間に合うかな…」と焦りでいっぱい。
僕自身、初めての家族キャンプでは朝から撤収まで動きっぱなしでヘトヘトになりました。
でも、何度か経験を重ねるうちに気づいたんです。
撤収をスムーズにするカギは、「朝の段取り」と「家族の連携」。
今回は、我が家で実践している**“リアル撤収術”**をまとめてお届けします!
1. はじめに|2日目の朝は意外と“あっという間”
「まだ時間あるし、ゆっくりでいいかな」なんて思っていると、
あっという間にチェックアウト2時間前!
特に初心者の頃は、収納にも慣れておらず、「どうやって入ってたっけ…」とテンパりがちです。
だからこそ、朝からの流れをしっかり意識することで、
“バタバタ”を“ゆとり時間”に変えることができるんです。
2. 朝のルーティン|早めの朝食&共有がカギ
● 温かい朝ごはんで心をほぐす
最近は、子どもたちが起きる前に僕だけ朝食を軽く済ませてしまうことも。
ホットサンド、サラダ、フルーツ、ココアなど、心も体もあたたまる簡単なものが定番です。
● タスクを“家族で”共有しよう
子どもたちが起きたらまず着替え、そして朝ごはんを食べながら…
- ご飯食べたらお皿洗いお願いね
- テーブルと椅子、お願いしていい?
- ペグ抜きと掃除、できるかな?
こんなやりとりが、我が家の朝の定番風景。
少しずつ“できること”が増えていく子どもたちに、頼もしさを感じます。
ポイント:朝食を早めに終えると、心にも時間にも“ゆとり”が生まれる。
3. 撤収準備|設営よりも時間がかかるのがリアル
● 設営より収納がむずかしい!?キャンプあるある
なぜか、帰りの方が荷物が多く見える…笑
実際、撤収は「限られた時間でのパズル」みたいなもの。
設営よりも断然バタつきやすいんです。
● 我が家の撤収フロー(所要時間:約2時間)
- 荷物置き用のシートを敷く
- テント内の寝具類を片付け
- テント内の床&小物を整理
- 電気・ライト類の撤収
- 荷物をシートの上へ移動
- テント内の清掃
- テーブル・椅子の撤収
- 焚き火関係の片付け
- 調理器具・キッチン周りの片付け
- 小物をボックスに収納
- テント・インナーテントの撤収
- グランドシートを片付け
- テント関係を車へ積み込み
- 最後に、残りの荷物をすべて積載!
初めの頃は3時間以上かかっていたので、早めスタートが成功の鍵です!
● 子どもと一緒に「撤収チーム」を作ろう
お皿洗い、テーブルと椅子の片付け、ペグ抜き、テント畳みのサポート…。
できることを任せて、失敗してもフォローする。
この繰り返しが、子どもたちを頼もしく育ててくれるんですよね。

4. クルマへの積み込み術|基本を守って時短!
● 積載は“来たときの逆順”が鉄則
我が家ではこの順番で積んでいます:
【トランク下】
・小物関係(忘れ防止のため最初に収納)
【トランク本体】
- テーブル
- テント・寝具類
- 焚き火ギア(隙間に)
【後部座席・足元】
- 調理器具関連
- 電気機材類
- 衣類・毛布
- クーラーボックス
- その他小物
※温泉に寄るなら、タオルや着替えはすぐ取り出せる位置に!
5. ゆとり時間のすすめ|撤収後の“15分”が最高のしめくくり
全て積み終えたら、コーヒー片手にひと息ついたり、
子どもたちとサイトを1周だけお散歩したり…。
目まぐるしい撤収作業の後にこそ、
「また来ようね」と語らう時間をつくってみてください。
● 思い出は、バタバタの中に残る
ちょっと焦って、ちょっと笑って、ちょっと助け合って。
そんな時間が、家族の記憶にじんわり残るんですよね。
● ギリギリより“ちょっと早めチェックアウト”が理想
トラブルも減るし、心にもゆとりが残ります。
6. おわりに|撤収も“家族イベント”の一部にしよう
撤収って、やっぱり大変。
でも、それを家族で協力しながら進めていく時間こそが、
キャンプの「ラストを飾る大事な1シーン」なんですよね。
最後はみんなで散歩して、「また来ようね」と言いながら車に乗り込む。
そんな終わり方のあるキャンプって、やっぱりいいなと思います。
次回予告|帰宅してからもキャンプは続いてる!
次回は、「帰宅後の片付け編」。
疲れた体を労わりながら、ギアを干したり、反省をメモしたり。
“ゆとり片付け術”で、次のキャンプがもっと楽しくなる準備をしていきましょう!
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